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慶應義塾大学文学部 史学系 日本史学専攻
Department of Japanese History, Faculty of Letters, Keio University

研究会(ゼミ)・卒業論文

古代史

十川 陽一 研究会
テーマ 日本古代史(法制史・政治史・地域史etc.)
ゼミ紹介  十川ゼミでは,個々人の興味を第一にし,それぞれの研究と研究発表を中心にゼミ活動を行っています。3年次春学期には,古代史料についての講義,史料・論文の講読,また,共通テーマ(ゼミ合宿でフィールドワークを行う地域について、など)の調査・研究によって,古代史研究の基礎に触れてもらいます。3年次秋学期から,少しずつ各自で自由にテーマを設定して研究を進めてゆきます。上級生や後輩の発表についての討論に参加することで,幅広い視野を獲得しながら卒業論文の完成を目指します。なお,毎年の活動内容については,ゼミ生の希望も踏まえて決定しています。遠方での合宿の他,近郊の遺跡や博物館の見学も行い,立体的に歴史を考える力を磨いてほしいと思います。古代史は史料が少ないとよく言われますが,その分,多様な分野に目配りのできる時代ともいえます。さまざまな関心を持った方を歓迎しています。
活動頻度 本ゼミ:週1コマ(対面) / サブゼミ:希望次第
人数 4年生:11人 / 3年生:9人 
活動内容
春学期
  • 共通テーマの調査・研究,史料・論文講読など(3年)
  • 卒業論文研究報告(4年)
*授業風景
夏合宿
  • 毎年地域を設定して,遺跡や博物館の巡見を行う。
*2022年ゼミ合宿(群馬県)
秋学期
  • 卒業論文研究報告(3・4年)
その他
  • 近郊の遺跡・博物館の見学など。ゼミ生の皆さんと相談しながら決めてゆきます。
*志波城(岩手県)
参考文献
ゼミ開講までに,『日本の歴史』(講談社),『シリーズ日本古代史』(岩波新書)といった概説書シリーズをはじめ,以下のような新書にも目を通しておくことをお勧めします(入ゼミ決定者には,概説書や基本資料についてのガイドを配布します)。
  • 市大樹『飛鳥の木簡』(中公新書)
  • 大津透『律令国家と隋唐文明』(岩波新書)
  • 近江俊秀『古代道路の謎』(祥伝社)
  • 河上麻由子『古代日中関係史』(中公新書)
  • 十川陽一『人事の古代史 律令官人制からみた古代日本』(ちくま新書)
  • 美川圭『院政―もうひとつの天皇制― 増補版』(中公新書)
  • 卒業論文

2022年度
  • 平安時代の婚姻における女性の父親
  • 古代日本における狐のイメージ
  • 保元の乱前史 —為義・義朝と中央政府の関係に関する一考察—
  • 軍団兵士の装備について
  • 道長政権における藤原道雅
  • 日唐の焼印制度と牧の性格
2021年度
  • 古代武蔵国の展開と在地勢力の変化
  • 八世紀東北支配における鎮狄将軍
  • 壬申の乱開戦における大海人皇子の計画性と乱後の皇位継承
  • 日本古代の地震災害における災異思想の受容度の変遷
  • 平安時代における朝廷での茄子食に関して

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連絡先

慶應義塾大学文学部
       史学系日本史学専攻
〒108-8345
東京都港区三田2-15-45

Mail:
「教員・研究紹介」より
  各教員の「研究者情報DB」参照
FAX:
+81-3-5427-1578


※)4月・10月に定期更新します。
最終更新日: 2023年11月12日