ラボではどんな調査をしているの?

3ヶ月~10ヶ月程度の赤ちゃんと保護者の方に赤ちゃん研究員としてご協力いただき、月齢にあわせた様々な調査を行っています。
なお、お子さんの調査以外に、保護者の方にお子さんの声の録音などをお願いする場合もございます。
調査内容は時期や月齢によって異なりますが、これまでに行ってきた調査は下記のようなものがあります。

発達検査

ガラガラなどのおもちゃを使って、発達の度合いを調べます。

 

脳機能調査

光トポグラフィー(NIRS)や脳波計を使って、言葉や音を聞いた時や画像を見た時の脳の活動を調べます。

アイカメラ

メガネなど何も装着させずに赤ちゃんの視線を調べます。例えば、赤ちゃんが人の顔のどこを見ているのか等を調査します。

選好注視調査

モニター画面の写真や絵の注視時間などを検討することで、赤ちゃんの画像や音の好みを調べます。

行動観察調査

遊んでいる時などの様子をビデオで撮影し、赤ちゃんの行動パターンを解析します。

質問紙調査

お子さんのことばの発達や普段の様子等についての質問にお答えいただきます。

療育介入研究

お子様のコミュニケーションの発達を促す方法を明らかにするための研究を行っています。

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時間はどれくらいかかるの? 回数は?

時間について

・初回は 1時間~1時間半程度です。調査について説明をうけていただき、その後、発達検査を行います。また、アンケートへの記入もお願いいたします。
・2回目以降は、おおよそ1時間以内です。お子さんの様子や調子を見ながら調査を行いますので、多少長くかかる場合や早く終わる場合もございます。

回数について

お子さんの月齢によりますが、複数回お越しいただく場合もあります。調査が決まりましたらその都度ご都合をおうかがいしますので、予定に合わせて無理のない範囲でご参加くださいませ。

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一般公募の赤ちゃん研究員のほか、新生児期に慶應病院で脳機能調査を行ったお子さんを対象としたフォローアップ調査を行い、様々な面から定期的に発達を調査確認しております。(3,6,9,12ヶ月,1歳半,2歳)
また、詳細は発達支援ラボのページをごらんください。

 

2022年4月現在

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メディアに取り上げられた研究成果

私たちの研究が、新聞・雑誌・テレビなどのメディアから取材を受けました。