Graduate Seminar in Theatre Studies at Keio University

Activities

科研ワークショップ
アフリカとヨーロッパにおけるポストドラマ演劇の諸形式

主催
科研プロジェクト「越境文化演劇研究――異他の視点からの演劇文化論」
開催日
2020年3月2日(月)
会場
慶應義塾大学三田キャンパス 南館5階ディスカッションルーム
講師
コク・G・ノノア氏(ルクセンブルク大学ポスドク研究員)

概要

本ワークショップでは、トーゴ出身で現在ルクセンブルク大学で演劇学と文化研究に従事するコク・G・ノノア氏を三田キャンパスにお招きし、シュリンゲンジーフの演劇とアフリカの現代演劇の特徴についてお話しいただきました。
アフリカとの演劇交流を盛んに行ったドイツの演出家クリストフ・シュリンゲンジーフは、自身が演出したオペラ作品にアフリカのモチーフを積極的に用いたり、西アフリカのブルキナ・ファソにオペラ文化を根付かせる活動を行いました。 シュリンゲンジーフの演劇・オペラ活動は盛んに研究されていますが、アフリカの視点による同活動の評価は広く知られていません。現代ヨーロッパとアフリカの演劇シーンに精通するノノア氏に、両文化にまたがる視点からシュリンゲンジーフの演劇を再評価していただきました。


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