Graduate Seminar in Theatre Studies at Keio University

Activities

ペーター・コンビチュニーの演出と門下生

主催
科研プロジェクト「越境文化演劇研究――異他の視点からの演劇文化論」
開催日
2018年12月13日(木), 20日(木)
会場
13日: 慶應義塾大学三田キャンパス 南館4階会議室(大)
20日: 慶應義塾大学三田キャンパス 南館4階会議室(小)
講演者
Dr. Seollyeon Konwitschny ソリョン・コンヴィチュニー
(芸術学博士、オペラ演出家、ライプツィヒ大学研究員)
司会
平田栄一朗
講演タイトル
■第一回
Korrespondenzen zwischen dem politischen, philosophischen und ästhetischen konzeptionellen Grundlagen der Inszenierungen des deutschen Regisseurs Peter Konwitschny und denen des DDR-Films
ペーター・コンヴィチュニーの演出と東ドイツ映画の関連:政治的・哲学的・美的コンセプトの視点から
■第二回
Die Regiearbeiten der Peter-Konwitschny-Monkasei in Japan : Integration und Weiterentwicklung durch Verfremdung?
ペーター・コンヴィチュニーの日本の「門下生」による演出――異化による統合と継承的発展?

概要

2018年12月に2回にわたり、韓国出身でドイツ・ヨーロッパのオペラ界で活動する演出家Seollyeon Konwitschny氏を三田キャンパスに迎えて、現代オペラに関する研究会を開催しました。 現在ドイツ・ヨーロッパのオペラ界で活躍する演出家ペーター・コンヴィチュニーは、旧東ドイツ時代から演劇・オペラ界で演出を手掛け始め、とりわけ1990年代以降、 斬新で挑発的な演出手法により次々と話題作を発表しました。他方、日本のオペラ界でも新作を発表し、その影響は「門下生」と呼ばれる演出家たちにも及んでいます。 オペラの関係者にも出席いただき、オペラと現代演劇との関連について意見交換を行いました。


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