【研究成果】

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77回(2011年度)日本考古学協会総会での研究発表

 2011年5月28日・29日、國學院大学渋谷キャンパスにおいて、77回日本考古学協会総会が開催されました。同総会には加藤博文、吉田邦夫、佐藤孝雄らが参会。「バイカルシベリア地域における2010年日露共同調査報告-OIS3段階の人類文化の探求-」と題する共同研究発表を行いました。



研究協力者の招聘

 2010年9月から2011年3月にかけて、ロシア人研究協力者の一人であるE. Lipnina氏を、東京大学総合研究博物館の訪問准教授として招聘。我が国の旧石器文化研究の現状につき知見を深め、シベリア旧石器芸術に関する共同論文の刊行に向け、準備も進めていただきました。[報告]



論文の掲載 Quaternary International 231号

 2011年2月、本プロジェクトによる研究成果の一部となる F. Khenzykhenovaらの論文が Quaternary International 231号に掲載されました。

Khenzykhenova et al. (2011) Upper paleolithic mammal fauna of the Baikal region, east Siberia (new data),  Quaternary International 231: 50-54.




慶應義塾大学での国際シンポジウム開催

 2010年11月27日・28日に慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、国際シンポジウム『後期旧石器時代のシベリアと日本-最終氷期における人類の環境適応行動-』を開催しました。本プロジェクトに関わる研究者が一堂に会し、総勢100名にも及ぶ参会者も得て開催された同シンポジウムでは、活発な質疑応答・意見交換が交わされ、シベリア・東アジアにおける今後の旧石器研究の課題を整理することもできました。シンボジウムにご参会くださいました皆様、また準備・運営をお手伝いいただきました各位に厚く御礼申し上げます。[予稿集]



北海道伊達市での共同研究発表

 2010年10月1日から3日にかけて北海道伊達市において、第64回日本人類学会大会が開催されました。同大会には、石田肇、久高将巨、佐藤孝雄、佐藤丈寛、深瀬均、増田隆一が参会。佐藤は「バイカルシベリアにおける後期更新世遺跡群の考古学的調査」と題する共同研究発表を行いました。[発表要旨]



2010年夏期調査

 2010年7月にBol’shoj Naryn遺跡の発掘調査を実施しました。[詳細]



ロストフ・ナ・ドヌーでの共同研究発表

 2010年6月21日から26日にかけてロストフ・ナ・ドヌーにおいて、国際第四紀学会・ヨーロッパ第四紀層序学分科会(INQUA-SEQS)の2010年度大会が開催されました。同大会にはF. Khenzykhenovaが参加。“Mammoth Fauna of Baikal Siberia, Results of Recent Archeeological Studies”と題する共同研究発表を行いました。[発表要旨]



論文の掲載 『旧石器考古学』73

 2010年4月、本プロジェクトによる研究成果の一部となる加藤博文の論文が『旧石器考古学』73号に掲載されました。

加藤博文(2010) シベリアにおける細石刃石器群(下)-北方狩猟民の適応戦略として-, 旧石器考古学73: 47-56.



イルクーツク・モスクワでの会合・資料調査

 2010年3月15日から21日にかけて加藤博文、吉田邦夫、鈴木建治、佐藤孝雄ら総勢6名がイルクーツクを再訪、夏期調査の打ち合わせを行うとともに、Igitejskii Log遺跡、Sedova遺跡出土石器・骨角器の調査も実施しました。また、同月21日から25日にかけてはモスクワに滞在し、Mikhail Mescherin博士と相互の調査成果に関して情報を交換。博士の要請に応じ、加藤は急遽モスクワ大学で講演も行いました。



茨城県自然博物館での共同研究発表

 2009年12月19日・20日、茨城県自然博物館において第13回動物考古学研究集会が開催されました。同研究集会には佐藤孝雄が参会。「バイカルシベリアにおけるOIS3段階の人類遺跡群と出土動物化石群」と題する共同研究発表を行いました。[発表要旨]



ハノイでの共同研究発表

 2009年11月29日から12月5日にかけてハノイにおいて、第19回アジア・太平洋先史学会議が開催されました。同会議には加藤博文が出席。 “Technological Evolution, Adaptation and Emergence of the Upper Paleolithic in Northeast Asia” と題する共同研究発表を行いました。[発表要旨]



北京での共同研究発表

 2009年10月19日から23日にかけ北京西苑飯店において、北京原人頭蓋骨発見80周年を記念する国際シンポジウムが開催されました。同シンポジウムにはF. Khenzykhenovaと佐藤孝雄が参加。“Upper Paleolithic Mammal Fauna of the Baikal Region, East Siberia, Russia (New data)”と題する共同研究発表を行いました。[発表要旨]



論文の掲載 『旧石器考古学』72

 2009年8月、本プロジェクトによる研究成果の一部となる加藤博文の論文が『旧石器考古学』72号に掲載されました。

加藤博文(2009) シベリアにおける細石刃石器群(上)-北方狩猟民の適応戦略として-, 旧石器考古学72: 1-15.



2009年夏期調査

 2009年8月にBol’shoj Naryn遺跡の発掘調査とGerasimov遺跡、Sedova遺跡の資料調査を実施しました。[詳細]