パリで活躍した人文主義者の印刷業者、ヨドクス・バディウスは活版印刷機を自分の印刷者標章として用いている。このタイプの標章は1507年頃から使用された初期のもので[1]、1520年頃から登場する標章では、印刷機は天井に支柱で固定されている(no.82参照)。
『鵞ペンから印刷機へ』, 75; cf.『書物の森』, 26-27