Graduate Seminar in Theatre Studies at Keio University

Activities

「聴取(不)可能な声」/(Un)vernehmbare Stimmen

主催
藝文学会
平成25-27年度日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)「プレゼンス論とアブセンス論の統合を目指して:日欧の現代演劇の比較論的考察」
開催日
2015年12月12日(土)
会場
慶應義塾大学三田キャンパス南館5階 ディスカッション・ルーム

パネリスト・発表題目
ドリス・コレシュ 声の過剰――記録された声のメディア性
針貝真理子 アトポスを聴取する――ロバート・ウィルソン演出『ハムレットマシーン』における声の脱去
石見舟 声と喪の作業――イェリネク/地点『光のない。』を例に
平田栄一朗 能における到達不可能な声

講演者プロフィール
ドリス・コレシュ/Prof. Dr. Doris Kolesch

ベルリン自由大学演劇学研究所教授。
マインツ大学講師などを経て2002年より現職。2011年から2015年まで文学部長を兼任。
演劇やメディア技術における声の現象を解明する研究分野のパイオニアであり、ロラン・バルト、感情の文化史、ジェンダー研究においても指針となる著作を発表している。

 

主要著書
  • Das Schreiben des Subjekts. Zur Inszenierung ästhetischer Subjektivität bei Baudelaire, Barthes und Adornno" Passagen Verlag 1996
  • Theater der Emotionen. Ästhetik und Politik zur Zeit Ludwigs XIV" Campus Verlag 2006
  • Stimme. Annäherung an ein Phänomen"(共編著) Suhrkamp Verlag 2006

Flyer(講演の詳細はこちらから)

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