Graduate Seminar in Theatre Studies at Keio University

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修士課程2年の村田泰博君が修士論文「映画『カタリーナ・ブルームの失われた名誉』におけるフォルカー・シュレンドルフのアダプテーションの手法」を提出し、論文に関する口頭試問を経て修士課程を修了しました。 シュレンドルフの映画を考察対象にして、文学作品がどのように映画に変換されるのか、そして原作と映画の間にはいかなる相互関係が生じるのかについて、メディア的および映画美学的な観点から明らかにしました。


村田君は慶應義塾大学法学部から文学研究科修士課程に進学し、学部時代と異なる専門分野(文学・演劇・映画)に果敢に取り組み、ドイツ語・英語・日本語の先行研究を踏まえて修士論文を仕上げました。 修士課程終了後は民間会社に就職しますが、学部・大学院時代に積んだ研鑚はきっと活かされると思います。


村田君、修士課程修了おめでとうございます。

 

2017/4 報告:平田