Graduate Seminar in Theatre Studies at Keio University

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回帰と反復 近代以降の演劇と歴史を変容させる実践
Wiederkehr und Wiederholung. Praktiken zur Verhandlung von Theater und Geschichte seit der Frühen Neuzeit.

 

講演会の内容
このたびライプツィヒ大学演劇学研究所センター長のミヒャ・ブラウン氏を慶應義塾大学三田キャンパスにお招きして、演劇と歴史をテーマにした講演会を開催します。 歴史へのアプローチは、歴史学などの学問によってだけではなく、舞台作品を通じて行うことが可能です。 演劇は舞台上の語りと観客の視線ぬきに成立しないものですが、それゆえに演劇は過去の事象についての語り方や見方を再検証することに適した芸術ジャンルと言えます。 このような関係を見据えつつ、ヨーロッパの歴史と演劇との新たな連関についてブラウン氏に論じていただきます。
本講演会ではブラウン氏によるレクチャーと、参加者を交えてのディスカッションを行います。ご参加くださいますようお願い申し上げます。

 


講師: ミヒャ・ブラウン Dr. Micha Braun (ライプツィヒ大学演劇学研究所センター長)
日時: 2019年7月4日(木) 14:00 ~ 15:30
会場: 慶應義塾大学 三田キャンパス 南館4階ミーティングルーム
司会: 平田栄一朗 (慶應義塾大学文学部教授)
主催: 科研プロジェクト「越境文化演劇研究――異他の視点からの演劇文化論」

*本シンポジウムはドイツ語で行われます。
*予約不要