自己紹介


最終校:東京大学大学院人文科学研究科博士課程
卒業年:1979年
研究室:三田研究室242A番(電3423)
専攻科目:明清社会経済史、中国近代史
海外歴:山東大学歴史系(中国)に山口大学との交換協定による留学(1982年2月〜1983年1月)。北京大学歴史系(中国)に塾派遣による留学(1994年9月〜1995年3月)合佛大学東亜言語文化系(米国)同じく塾派遣による留学(1995年4月〜1996年3月)
私の研究紹介:中国の近代が克服しようとした”中国的なもの”すなわち西洋の近代発展とは性質を異にするように見える伝統中国の社会構造を解明することに関心を持っています。それが、近代中国の、ひいては現代中国を理解する鍵になると思われるためです。目下のところ、清朝国家の支配構造、とりわけ中央政府の統治理念とそれを現場で機能させる地方政治のあり方との関係を問題にした研究を行っています。最近では、”中国的なもの”のさらなる克服をめざす現代中国の政治と社会についても関心をもっています。