藤本 誠 研究会 |
テーマ |
日本古代史・古代宗教史 |
ゼミ紹介 |
藤本ゼミでは、研究報告とディスカッションを中心とするゼミ活動を通じて、卒業論文の完成を目指すとともに、現代に類似しているようにみえる部分もありながら、異文化・異世界である古代の魅力や、古代史を研究することの意義を学んでもらいたいと考えています。
卒業論文は、古代史に関わるものであれば、自分の研究したいテーマを自由に選ぶことができます。3年生は、論文執筆の基礎として、春学期に史料・参考文献の探し方や史料の扱い方を学び、秋学期には卒業論文構想を報告します。また4年生の研究報告とディスカッションを通じて、研究で必要な多角的な視点を磨いていきます。4年生は、年2~3回の卒業論文中間報告を行い、卒業論文の完成に向けて取り組みます。
夏期休暇中のゼミ合宿では、史跡・寺院・神社・博物館の巡見を行う予定です。また年に数回、史跡見学のフィールドワークや博物館見学会も実施します。これらの機会を活用して、ゼミ生には、歴史を考えるうえでの幅広い視野を養ってもらいたいと思っています。古代史に関心がある学生、またこれから古代史を学んでみたいという学生も歓迎します。
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活動頻度 |
本ゼミ:週1コマ(対面) / サブゼミ:月1回程度(自由参加) |
人数 |
4年生:13人 |
活動内容 |
本ゼミ |
- 3・4年生の研究報告を中心に、基礎的なことについての講義も随時行います。
*2020年度の授業風景 |
ゼミ合宿 |
- 合宿地は、古代史に関わる場所を、ゼミで話し合って決めます。巡見が中心です。ゼミ合宿のための資料作成もします。
*天龍寺(京都)の巡見風景(2023年度) |
博物館見学 |
- 古代史に関連する博物館・資料館の企画展の開催時に随時実施します。
*大倉集古館見学(2022年度) |
史跡見学 |
- 大学周辺や古代史跡のフィールドワークを随時実施します。
*上総国分尼寺巡見風景(2021年度) |
参考文献 |
概説書 |
- 網野善彦他編『日本の歴史』00~08、講談社、2000~2001年
- 大津透他編『岩波講座日本歴史』第1~5巻、原始・古代1~古代5、岩波書店、2014~2015年
- 佐藤信編『古代史講義-邪馬台国から平安時代まで―』ちくま新書、2018年
*古代史関係の概説書は多数ありますので、随時ご紹介します。 |
その他 |
- 岡田精司『神社の古代史』ちくま学芸文庫、2019年
- 菊地大樹『日本人と山の宗教』講談社現代新書、2020年
- 関和彦『古代農民忍羽を訪ねて』中公新書、1998年
- 奈良文化財研究所編『奈良の寺―世界遺産を歩く―』岩波新書、2003年
- 三宅和朗『時間の古代史』吉川弘文館、2010年
- 森本公誠『東大寺のなりたち』岩波新書、2018年
- 師茂樹『最澄と徳一』岩波新書、2021年
- 義江明子『つくられた卑弥呼-〈女〉の創出と国家-』ちくま新書、2005年
- 吉田一彦・勝浦令子・西口順子『日本史の中の女性と仏教』法蔵館、1999年
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